半屋外空間の魅力的なデザインと参考にしたいアイデアを紹介する今回の特集。住宅によってスペースの大小はあれど、適切なデザインやスタイリングによって快適な半屋外空間を作ることは可能です!
五つの素敵な半屋外空間デザイン、詳しく見ていきましょう。
半屋外空間は室内からすぐに移動出来る位置にあることが大切です。スリッパから靴に履き替え、玄関を出て庭へまわり… という道程を辿らなければならない場合、日常生活に密着しているとはやや言い難い。リビングやダイニングなど生活の中心となる部屋に隣接しているのが理想的です。プライベート感を重視するなら寝室と隣接させるのもいいかもしれません。さらには裸足(または室内履き)でそのまま出ることができ、周辺からの視線は適度にカットされていて、周囲の自然や庭木と触れ合える場所… 。HAN環境・建築設計事務所によるこちらの半屋外空間はまさに理想的!
室内と隣接した広々としたスペース、そして風雨を遮るしっかりとした屋根がある半屋外空間であれば、第二のリビングとして活用しない手はありません。たとえばゆったり座れるソファを置いてリゾートスタイルに。ラタン&布製クッションのソファにローテーブル、果物をバスケットに盛って、ティーライトキャンドルをたっぷり用意、傍らには大きなサイズの熱帯産観葉植物… 。どうですか?これだけでもかなり本格的な自宅リゾートとなります!
小さな半屋外空間や集合住宅のベランダなどにもぴったりのスタイリングがこちら、最小限の要素で作るシンプルモダンなスタイルです。ルーバーと共通性のあるマットな黒で統一したテーブル&チェア、いくつかの鉢植え(鉢は白or黒で!)、足元はすっきり空けて広々とした開放的な雰囲気を維持。シンプルで洗練された魅力的なスペースが完成です!
半屋外空間の屋根の一部を透明なポリカーボネート板などにすると、採光性が高まり隣接する室内の明るさも確保できます。紫外線カット加工がされているタイプなら日差しの強い夏場も安心。半屋外空間だけでなく、室内の遮光と採光のバランスも見ながら屋根材を選ぶことをおすすめします。
スウィングが設置された半屋外空間は子供たちも大喜び間違いなし!
最後は少し視点を変えて、室内からのアングルで半屋外空間を眺めてみましょう。窓の外に見えるのはタイル敷の小さなスペース。ゆったりとした椅子といくつかの鉢植え、ランタンなどが置かれており、ついふらふらと出て行きたくなるような居心地の良いリラックスした雰囲気に満ちています。もしこれらの設備がなく、窓の外に広がるのが塀のみだったら… 。室内の雰囲気も悪い方向へ変わってしまうことは想像にかたくありません。
住まいにおける半屋外空間の重要性がお分かりいただけたのではないでしょうか。
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