お店で素敵なヴィンテージ商品を見つけたけれど、考えたらうちの家には似合わないからと買うのを諦めたという経験はありませんか?そのお店に置いてあるのを見た時は美しく見えても、実際自宅に取り入れるとなんだか違うように見えてしまう事もしばしば。今回はそんなちょっと難しいアイテムを使ってどのように空間を素敵に仕上げる事ができるのか、アイデアを紹介していきます。次からはお店で素敵な商品を見つけた時は、自宅に置いた時の想像もできるように今からポイントをチェックしておきましょう!
空間づくりで重要となってくるのが照明。どんなに落ち着いた色合いやインテリアを取り入れても、照明が白の明るい蛍光灯だったら雰囲気も変わってきてしまいます。こちらは愛知県を中心に活動するONLY ONEが手掛けたプロダクト。音楽記号をモチーフとし可愛らしくも美しい曲線で落ち着いた雰囲気を与えてくれます。写真のように、電球は温かなオレンジ系で、ダークブラウンの木材やレンガ、植物など添えるとよりヴィンテージ風な雰囲気をつくることができるでしょう。
優しいクリーム色で仕上がったこちらの棚はポーランドから。ヴィンテージ調の特徴である古びていて剥げかかった感じがありますが、緩やかなウェーブのデザインで可愛らしい印象を与えています。存在感のあるこのような棚では、そこに置く物にもこだわりましょう。淡い色の食器を並べて置いたり、歴史を感じられるようなカップなど棚の雰囲気に合わせる事により、より一体感のある空間が生まれますよ。
明るくキラキラのゴールドを取り入れるとゴージャスで煌びやかな印象を与えますが、こちらのように落ち着いてブラウンとブラックなどとミックスされた色だと、ヴィンテージ風な仕上がりになります。こちらを手掛けたのは大阪を中心に活動する藤本高志建築設計事務所。ミラーやシンク、そして周りのインテリアをゴールドでまとめると一体感が生まれますが、その質や色合いがちょっと違うだけで空間のメリハリも与えてくれます。壁色はこのように淡い色で仕上げ、照明もシンプルにするなど雰囲気が重くならないように調整する事も心がけましょう。
ヴィンテージ風な雰囲気は、家具やインテリアだけでなくカーテンからもつくる事ができます。こちらは東京を中心に活動するDECORADOR デコラドールによって手掛けられたもの。淡いワイン色の落ち着きのある色合いに可愛らしいお花のデザインでまとまっています。また、ふんわりとしたレースの素材でエレガントさをプラス。このように装飾品だけでなく、カーテンのように生活で必要な物からも素敵な空間をつくりあげていく事ができます。
ヴィンテージの物とは、古びだ感じでそれでいてオシャレ。そんなアイテムはお店に行って探すべきと思いがちですが、あなたの身の回り、また昔使っていた物を見てみてください。愛用していたケースや小物など何でも、あなたの思い出がつまった大切な物はありませんか?こちらの空間は株式会社 創匠によって手掛けられたもの。真ん中に使い古されたようなケースがテーブル代わりとなりオリジナルなリビングに仕上がっています。自身が昔使っていた物を部屋の空間に取り入れる事は、お店で売られている物より特別で、より味わいが出てくる事でしょう。
イギリスのインテリアデザイナーによって手掛けられたこちらの空間。国旗のデザインのサイドテーブルやワインレッドのオシャレなチェア。イギリス特有の雰囲気を感じさせながらも、親しみやすい仕上がりとなっています。こちらのように国の伝統や歴史を感じるものを取り入れるとヴィンテージ風なお部屋に仕上がります。