勉強部屋のレイアウトを見直しませんか?「図書館やカフェなら勉強に集中できるのに家ではちょっと・・・。」 自分の勉強部屋ではなかなか勉強に集中できない、という人におススメの勉強部屋レイアウトをご紹介します。集中力をアップさせ、試験勉強や資格のための時間向上に取り組みましょう。
勉強部屋のレイアウトやインテリアは、比較的白ベースやウッドベースのになりがちですが、意外にブルー系の寒色が人の集中力を向上させると言われています。白を基調にした部屋に壁一面だけブルーを取り入れたり、カーテンや家具に寒色系を置くのもおススメです。
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理想的な勉強部屋の机は、収納スペースが付いている学習机より、何も付いていない平机が卓上を広く使うことができるのでおススメです。またこのような机はアレンジも簡単なため、集中力が増す勉強部屋のレイアウトを気分にあわせて変更することができます。こちらはFLANGE PLYWOODが手掛けるHORSE TABLEです。反りや歪みが少ない合板を使用しながら、シンプルかつ機能的なテーブルに仕上げられています。折りたたみやテーブル移動も簡単で、勉強机には最適です。
【部屋づくりについては、こちらの記事でも紹介しています】
理想的な勉強部屋のレイアウトポイントは、机の位置にあります。机は、できるだけ部屋の中央に位置し、壁を背後に、窓側と机がT字になるように位置してみましょう。そうすることで机を両側から使用でき卓上スペースが広くなります。また窓を視界から外すことで余計なものが視界に入らず、勉強に集中することができます。
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理想の部屋の明るさは、机に座る際、窓は左側に来るように意識してみましょう。これは、採光のためです。右利きの人が多いので、左から日光が入った方がノートや教科書に影ができずに見やすくなります。右側に来る場合は、白地のカーテンを用意し、直射日光がノートにあたらないようにしましょう。また卓上デスクに補強する照明は欠かせません。目に負担のかからない明るさの卓上照明を用意しましょう。
写真:Filipe Sousa
植物には癒し効果や空気清浄の効果があります。機能的でシンプルな机や本棚でコーディネートするのも良いですが、少し大きめの観葉植物を置くことで人工的な雰囲気が和らぎ、落ち着いて勉強に取り組む環境を演出できます。効率と一緒に、ほっと一息つける緑の癒しがあるのが理想の部屋です。
勉強のためにつくる理想の部屋の装飾は、できるだけ意欲を向上させるものにしましょう。例えば、勉強途中のメモが張れる黒板や地図、アイデアスケッチを張れる壁など、視覚的に勉強意欲がアップします。
狭い日本住宅ならではの勉強部屋アイデアとして参考にしたいのは、FURUKAWA DESIGN OFFICEが手掛けるこの書斎。書斎と廊下を数千冊の蔵書のために部屋にし、階段を上り切った位置にある眺めの良い書斎に、蔵書を収納できる本棚と大きなデスクを製作しています。一人きりで勉強に集中したい人におススメの位置です。
こちらは、二階の子供の勉強スペース。三階に子供部屋がありますが二階のリビング・ダイニング・キッチンの続きのスペースでいつもお母さんから見えるところで勉強します。奥はお父さんの書斎です。仕事や勉強をしていても、程よい距離感で家族の気配が感じられる安心感のある間取りですね。
クレジット: www.m-architects.me PHOTO:NACASA & PARTNERS
こちらの住まいは、一階と二階の親子のワークスペースを行き来するルートとして、階段とは別に木製のタラップが棚に合わせて造り付けられています。廊下スペースをフリースペースとして利用できるように造作された棚や机がは、一階のリビングスペースに造作された親のワークスペースと同様のデザインです。親の仕事の様子を見ながら、子が勉強に対する姿勢を学ぶ良いアイデアです。
写真:西川公朗
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