Helaas is jouw browser verouderd.
Para garantir a melhor experiência em nossa plataforma, por favor faça o download de outros browsers gratuitamente. Basta clicar no ícone!
家族や住まいの在り方が多様化してきている現代社会。2世帯住宅においても、その在り方は、単に親世帯と子世帯との同居空間ではなくなって来ています。今回ご紹介するのは、周辺の環境からプライバシーを守りつつ、2世帯が程よい距離間の中で生活を送れ、さらに住まいが周囲の環境からも孤立しない、そんな理想的な2世帯住宅です。手掛けたのは、東京を拠点に活動するnSTUDIO。「CASA SO」と名付けられたこの2世帯住宅、一体どんな住まいなのでしょうか？さっそく見て行きましょう！
住まいのロケーションは、東京郊外の住宅地。建物は、中庭のあるコートハウス形式の2世帯住宅となっています。こちらは、道路側ファサードの様子。外壁は、隙間を開けるように石を積み、そこにガラスをはめることで建物のボリューム感を少し和らげています。夜は、その石の隙間から住まいの光が洩れて来て、凛とした美しい佇まいになります。ゲートの奥に見えるガラス部分は、2世帯共用のエントランスホールとなっています。
菜園側から見た住まいの様子です。住宅は、この広々とした菜園のある面以外、道路や他の住宅に面しているため、開口を控えめにするなど、プライバシーを考慮した作りでなければなりません。逆にこの菜園側は、水回りや寝室にあたる建物部分は開口を抑えているものの、広範囲がガラス張りとなっており、外の景色を身近に感じられます。
こちらはエントランスホールの様子。両世帯の共用となっており、親世帯と子世帯住居の間に位置しています。天井が高く、光が十分に差し込む作りとなっているので、空とつながっているかような、明るく開放感のある空間となっています。そしてエントランスホールを抜けると中庭へと続きます。
エントランスホールを抜けると、広々とした中庭があります。正面に見えるのは、親世帯の1階リビングと2階のサンルーム部分。中庭側だけでなく、さらに向こう側の壁もガラス張りになっているため、菜園側までガラスを通して見ることが出来ます。このようにボリュームのある親世帯と子世帯の住居が中庭を囲う様に建っていても、中庭は閉ざされた空間という感覚はなく、視覚的な抜け感や開放感を十分に感じるスペースとなっています。
中庭と菜園の間に配置された親世帯2階にあるサンルーム。中庭側・菜園側の広い開口と天井から明るい自然光が差し込みます。菜園側の大きい扉を開け放てば、デッキテラスと一体化して、さらに広々とした空間になります。ここで風に当たりながら日向ぼっこをするのも気持ちがいいことでしょう。奥見える部屋は、書斎となっています。
こちらは、親世帯2階にある露天風呂。ガラス屋根を見上げて空を見ながら湯船に浸かれば、一日の疲れもすぐに忘れてしまいそうです。家族の癒しの場所として、きっとみんなのお気に入りスペースとなっていることでしょう。窓を開ければ、菜園を望むテラスへと出られるようになっています。自宅で気軽に露天風呂が楽しめるなんて、とても贅沢な住まいですね。
【二世帯住宅については、こちらの記事でも紹介しています】
※二世帯住宅も住まいのかたちは様々。完全同居・部分共用・完全分離型のメリット・デメリットまとめ
▶homifyで建築家を探してみませんか？無料で使える募集ページで見つけましょう！◀
募集ページはこちら！
