家の中でもリビングのインテリアには特にこだわっている方も多いのではないでしょうか。家族が集まって過ごす場所でもあり、ゲストを通す部屋でもあります。テレビを見たり、読書をしたり、音楽を聴いたり、仕事をしたり、食事やトークを楽しんだり・・・と多目的な空間として使用されるので、大体の家庭ではメインの生活空間になっています。長い時間を過ごす場所だからこそインテリアにはこだわりたいものですよね。様々なシーンや自身のライフスタイルを考え、快適でおしゃれなリビングを目指しましょう。スタイル別のインテリアの実例集をいくつかご紹介いたします。
カラーや柄物を合わせながらもシンプルでナチュラルにまとまったあたたかみのある雰囲気が特徴です。北ヨーロッパは木材に富み年間を通して寒い場所なので、あまり外へは出ず家の中で家族と一緒に過ごすことが多いため、温かみのある木の家具がよく使われます。また、寒い季節でも家の中では明るく素敵に暮らしたいという人々の思いからカラーと幾何学模様を使ったインテリアが発展し、現在のテイストが確立されました。北欧インテリアのベースカラーは自然で落ち着いたアースカラーと、ブルー、グリーン、ブラウン、グレーなどの濃淡のある色味です。これらのカラーは壁や家具にもよく使われています。
気分が和みそうな北欧リビングインテリアをご覧ください。
コーヒーや紅茶を飲みながら本を読んだり、考え事をしたり、食事を楽しんだり、時間を忘れるくらいおしゃべりを楽しんだり・・・とカフェは本当に居心地の良い場所です。お気に入りのカフェのような空間が自宅にあれば最高ですよね。カフェ風のインテリアにするには家具や小物にまでこだわる必要があり、空間全体に住む人のセンスや好みが表れます。
センスのあるカフェ風リビングインテリアをご覧ください。
ブルックリンはニューヨーク州の5区の中の一つであり、マンハッタン島のイーストリバーの東側に広がる倉庫などが並んでいた地区です。ここ10年程はアーティストやデザイナーなどが集まり、お洒落なレストランやカフェ、ショップなどが次々にオープンして注目を集めています。 そこで見られる倉庫を改装して、ヴィンテージ家具などを使ったインテリアが人気となりました。レンガの壁や目の粗いフローリングなど改装した部屋にヴィンテージ家具やラグ、そして黒いアイアンで出来たインダストリアル系のランプなどがブルックリンスタイルの特徴です。最近ではDIYでヴィンテージ風の家具を自分で作るのも人気ですね。
クールなブルックリンスタイルのリビングインテリアをご覧ください。
ミニマルデザインとは不必要な要素を排除し、最小限の要素で機能的で効率的な効果を出すシンプルで洗練されたデザインのことを指します。一見単調でつまらないものに見えてしまう場合もあるため、細部の素材感までこだわって美しさを追求しながらレイアウトをすることが大切です。「詫び」「寂び」の文化を持つ日本人には過剰な装飾を避けて素材の変化を楽しむという考え方は、本来備わっている感性とも言えますので、ミニマルスタイルを好む方は多いようです。
スッキリとしたミニマルスタイルのリビングインテリアをご覧ください。
モダンスタイルは飾り気がなく上質で洗練されたイメージの家具を配置し、全体的に落ち着いた色目でまとめられたスタイリッシュで大人っぽいインテリアです。家具は、シンプルで高級感があり直線的なデザインのものか大胆な造形のものが好まれています。また、色調はモノストーンがベースでポイント的にビビットなカラーが使用されることが多いです。
都会的な雰囲気を醸し出すモダンスタイルのリビングインテリアをご覧ください。
アンティークとは、フランス語で「骨董品」のことを指します。明確な定義としては、1934年にアメリカで制定された通商関税法に「製造された時点から100年を経過した手工芸品・工芸品・美術品」という記述があります。最近では100年に満たないものであっても年代を経て品格があるようなデザインはアンティークと呼ばれることも多いようです。このような18〜19世紀あたりの家具やインテリア、美術品、雑貨など、またはそれら風に加工されたものを取り入れたスタイルはアンティーク風インテリアと呼ばれ人気となっています。
一つ一つにこだわりを感じるアンティーク風のリビングインテリアをご覧ください。
ナチュラルテイストとは、明るいトーンの木材とホワイトを基調に、ファブリックやインテリアでアクセントを付けていくインテリアスタイルです。使用するカラーは主に植物を連想させるようなグリーン、ベージュ、アイボリー、ブラウンといったものがマッチし、自然の風合いを感じる素材感が溢れているような優しい雰囲気が特徴です。全体的に温かみのある落ち着いた印象のインテリアです。
居心地が良さそうなナチュラルテイストのリビングインテリアをご覧ください。