大きな部屋を居心地良くするにはどうする?

AYUMI SAITO AYUMI SAITO
多摩センターの家/東京のリノベーション, 山田伸彦建築設計事務所 山田伸彦建築設計事務所 Salas de estar modernas
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大きなリビングルームやダイニングルームを手に入れることができた人の次なる悩みは、「大きな部屋をどうやって居心地良くしようか?」ではないでしょうか。大きな部屋は広々としているゆえに、広さを感じすぎると落ち着かない人もいるのではないでしょうか。今回は、大きな部屋を居心地良い空間にするためのアイディアをご紹介します。

ぬくもりある木の家具を使う

大きな部屋に居心地の良さを加えるためには、ぬくもりある木の家具を取り入れると良いでしょう。写真は、木の魅力を活かした家造りが得意な木の家プロデュース 明月社が手掛けたリビングルームです。広々としたリビングルームには、ふんだんに木のぬくもりが感じられる家具が使用されてます。そのおかげで、あたたかみのある居心地の良い空間となっていますね。

写真撮影:アトリエK 平野和司

壁の色を変える

大きな部屋が無機質になってしまうと困っているのであれば、壁の色を変えてみるというのも一手です。大分県の建設会社LIVE SUMAI - アズ・コンストラクション が手掛けたこちらの部屋は、壁の一面だけを若草色にしました。そうすることで、部屋の中に変化が生まれ、無機質感はなくなります。若草色という色合いも、居心地の良さを作るにはぴったりの選択です。ファブリックにも同系色を取り入れれば、統一感のあるリビングルームに仕上げることができます。

大きな家具を置く

大きなリビングルームには、存在感のある大きな家具を置いてみましょう写真は、熊本県の建築家一級建築士事務所ATELIER-LOCUSが手掛けた広めのモダンなリビングルームです。大きめのソファーを3方向に置くことで、すっきりとしたリビングルームにまとまっていますね。広いリビングルームには、このように大きめのソファーを置いたり、テーブルを置いてみると良いでしょう。

テキスタイルを使用する

homify Salas de estar ecléticas

大きな部屋を明るく居心地の良い空間にするためには、テキスタイルを十分に活用しましょう。千葉県の建設会社株式会社スタジオ・チッタがデザインしたこちらの部屋は、クッションとラグに幾何学模様のテキスタイルを用い、大きな部屋にアクセントをつけました。部屋の中に明るい色があるだけで、一気に居心地の良い空間に早変わりします。

個人的に好きな物を詰め込む

大きな部屋を居心地の良い空間にするためには、個人的に好きなものを詰め込むことが一番の近道かもしれません。こちらは、山梨県の建築家スタジオ・ベルナが手掛けたリビングルームです。中心に置かれた赤いソファ、さりげなく置かれた苔玉、いたるところに置かれたアンティーク調の家具、とクライアントの好きな物がふんだんに詰め込まれています。好きな物に囲まれた空間ほど居心地の良い空間はないでしょう。大きな部屋を活かして、好きな物を詰め込んでみてはいかがでしょうか。

家具で部屋を分ける

部屋が大きすぎるのであれば、家具を用いて空間をわけるてみると良いかもしれません。東京都の建築家山田伸彦建築設計事務所が手掛けたこちらの家では、クローゼットを大きな部屋の間に配置することで、ダイニングルーム空間とリビングルーム空間の区切りとしました。全てを区切るのではなく、一部を区切ることで、大きな部屋の広々とした空間を活かしながらも、居心地の良さを感じる空間とすることができます。

撮影=湯原慎一郎

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