モダンな家に最適な6種類の床材

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床は家のどの部屋においても基本となる要素であり、床材を選ぶ際はデザインだけでなく素材の品質も重要な判断材料となります。耐久性や硬度、湿度や摩擦に対する耐性、色持ちなど、素材それぞれの特性を見極めることが大切です。

現代では木材、セラミック、素朴な粘土や大理石を始めとする天然石材、コンクリートなどさまざまな素材が提供されており、仕上げは光沢や艶、またはマット、セミマットなど多種多様な選択肢があります。

床材の種類はその部屋の特性と強く関係します。例えば浴室やキッチンなど水を多く使用する湿度の高い部屋では、その環境に適した素材でなければいけません。また、床はインテリアの雰囲気作りにも大きく影響を与えます。

では、モダンな住宅にはどんな床材が合うのでしょうか?それぞれの部屋に最適な6つの床材を紹介します!

1、エントランスの床材

家の出入り口であるエントランスは人々の通行量が多いため耐久性の高い材料を選ぶべきです。現代では天然素材の耐久性を高める加工が容易に可能であるので、多種多様な素材と品質から選ぶことができます。エントランスから廊下、そして室内がフラットに接続されている場合は同じ床材で統一することをおすすめします。

飴色のよく磨かれた木材の床は家庭的な温かみと高級感を感じさせます。マットな仕上げならミニマルスタイルやインダストリアルスタイルの住宅に、天然の質感を生かすならカントリースタイルやラスティックスタイルに、と木材はさまざまな住宅スタイルに適応する素材です。

2、リビングルームの床材

リビングルームの床材は多くの人が木材を選んでいることでしょう。もちろん木材の魅力は言わずもがな。しかし、木材にはない雰囲気や高級感を演出したいなら石材がおすすめです。大理石を始めとする天然石、コーリアンなどの人造大理石、石材タイルなど選択肢は色々。インテリアに取り入れたい石材の質感や色、コスト面、メンテナンス量などに合わせて選びましょう。床暖房を設置することも可能です。石材の床の冷たさが気になる場合はソファの周辺に毛足の長い柔らかな質感のラグを敷くと、温かな足元に、しかもモダン&豪華な見た目になりますよ。

こちらは沖縄県の建築家、門一級建築士事務所による大理石の床がモダンな住宅。

3、寝室の床

寝室の床は暖かみとリラックス感のある天然木がおすすめです。パジャマに着替え、裸足で天然木の質感を感じれば心も穏やかになりそう。冬期の足元の冷たさを避けるには部分的にラグを敷くと良いでしょう。ライトグレー、ベージュ、薄い水色などの柔らかい色調でベッドリネンの色と合わせると、洗練されたホテルのような寝室インテリアとなりますよ!

4、子供部屋の床材

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子供部屋の床材で人気なのはカーペットです。柔らかい質感で温かみがある、転倒しても怪我を防止できる、足音を吸収するので小さな子供が走り回っても階下に響きにくいなどの利点がありますが、カーペットの床に溜まったほこりやチリはアレルギーを引き起こす可能性があるということも忘れてはいけません。飲食物でカーペットが汚れてもなかなか洗えないというのも欠点。ですので、子供部屋には簡単に丸洗い可能なラグを部分的に敷くか、プレイエリアにはジョイントマットなどを補助的に使用するのがおすすめです。

5、バスルームの床材

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バスルームの床の理想的な選択はビニールフローリングです。湿度の変化に強くて防水性が高く、さまざまな色やパターンが提供されており比較的安価です。撥水性が高いので汚れが定着しにくく、掃除が簡単なのも利点です。コストは少し上がりますがセラミックタイルも実用性に加え審美性が高くおすすめです。水に濡れた床はとても滑りやすく危険ですので、バスルーム及び洗面所では床材に滑り止め加工を施しましょう。

6、キッチンの床材

キッチンの床材を選ぶときのポイントは防水性があり、酸性の汚れや熱に強い素材であること、そして掃除がしやすく清潔さを維持できるデザインであることです。PVCの床は撥水性が高く、水や油が床に飛んでも染みになることがありません。さらに安価で設置が容易なのでキッチンにおすすめです。ラミネートフローリングは木材の見た目でありながら傷が付きにくく熱に強いという特性があり、天然木のフローリングよりも省コストです。

それぞれの部屋の特性と床材の性質をマッチングさせるのが大切です。インテリアのスタイルと調和させるには色や仕上げで調整しましょう。

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